井林 拓郎

名前 井林 拓郎(いばやし たくろう)
所属

 工学部 建築学科

出身 富山 県立富山高校
ポジション

内野手

趣味 寝坊
タイプ こおり
特性 プレッシャー
紹介

通称「IB」。誰も呼んでいない。広い守備範囲と強い肩を兼ね備えたハイクォリティーショートストップ(HQSS)。その高い守備力で東北大のショートを守り続けている。集合時間は守らない。さらに、俊足巧打の持ち主であり、彼が打席に入ると毎回俊足警戒の声が飛び交う、なんてチームもある。そのチームだけだが。打撃に関しては、スイングがどんどん豪快になっており、打球速度も速く、飛距離も大きい。柵越えこそしなかったものの、本塁打も放っている。出塁率に関してはチームトップである。二位でした。本当に申し訳ありません。いずれにせよ、彼の打撃力は伝わったのではないだろうか。

さて、本題に入ろう。少し触れたが彼は寝坊をする。一年生の時もかなり遅刻をするイメージはあったが、ある時を境に彼は寝坊をしなくなった。「あ、すごい。井林意識高くなったな」と思うこともあった。甘かった。最近また少しずつ増え始めた。めちゃめちゃ反省してた次の次の練習で寝坊したりするのがまた恐ろしい。まあ某キャプテンに比べると反省の色は濃い。「もうないだろう」と口ではいいつつ、「こいつはまたやる」と心では思っている。いや、反対です。「こいつはまたやる」と口ではいいつつ、「もうないだろう」と心では思っている。彼を第一印象から怖いと感じる人は多い。実際、不機嫌そうなときは話しかけづらい雰囲気を感じとられる。千葉オープンで、ミーティング途中にトイレから戻ってきた彼が、宿に泊まるかどうか迫られたときに放った、「なんで今決めないといけないんですか」は音を消し、時を止め、空気中の水分をも凍らせたという。そんな彼だが、とても爽やかないい笑顔の持ち主であり、基本的に陽気である。ただ、相槌は間違いなく下手である。あれほど気持ちのない「なるほど」を自分は聞いたことがない。話していても、面白くない話をして申し訳ないなと思うこともある。この不器用さが彼の良さである。いい意味で。これは彼の特技である。褒め言葉にも悪口にも最後に「いい意味で」と付け加えることで全て悪口にしてしまうすごい技だ。不器用さが彼の良さだと思っているのは事実である。

長くなってしまったが、彼のお茶目な部分を伝えることができたのではないかと思う。今後も彼と、新しく買ったという彼の目覚まし時計には期待している